・試験本番で時間が足りなくなってしまった…
・初めての技術士試験だけど、論文を時間内に書き上げきれるか不安
そんな経験や不安、ありませんか?
本番の時間配分をしっかり準備していないと、時間切れになってしまったり、焦って書き始めてしまって、途中で論旨がずれ、取り返しのつかない状況になります。
技術士試験を8回経験している私が試行錯誤の末見つけた、論文考察の時間も取れ、安心して試験本番を進められる時間配分をお伝えします。
本記事を読むことで、本番に時間が足りない不安から解消されるようになります。

時間配分は論文の評価を左右する重要事項です。合格するための時間配分のコツを知りたい方は、是非最後まで読んでみてください。
技術士二次試験は時間との勝負
技術士二次試験の試験時間は、全部で5時間30分です。午前の部と午後の部に分かれます。
【午前の部】
①10:00~12:00 ⇒ Ⅰ問題(1800文字 原稿用紙3枚)
【午後の部】
②13:00~16:30 ⇒ Ⅱ・Ⅲ問題(3問解答で合計3600文字 原稿用紙6枚)
合計5400文字を5時間30分で書き上げるために、常に時間管理をしながら試験を進める必要があります。
試験本番の時間配分

試験本番の時間配分を考えるうえでの目標は、「原稿用紙1枚20~25分」で書き上げることです。
1枚25分で書き上げることができれば、事前に骨子メモを作成する時間ができます。
骨子メモは論文の方向性がずれないための重要なメモになりますので、問題用紙の余白を使って必ず書いてください。私がオススメする試験本番の時間配分を紹介します。
午前の部 10:00~12:00
午前の部は、Ⅰ(必須)1問です。ここでしくじると、午後のモチベーションに左右します。しっかりと骨子メモを作成し、問題内容に沿っているか確認してから書き始めましょう。
| 10:00~10:25 | 問題を2回読んでから、骨子を考えメモする |
| 10:25~11:00 | 1枚目を書き上げる |
| 11:00~11:25 | 2枚目を書き上げる |
| 11:25~11:50 | 3枚目を書き上げる |
| 11:50~12:00 | 問題番号や受験番号の書き忘れが ないか最終チェック ※毎年書き忘れて失格になる人がいます! |
午後の部 13:00~16:30
午後はⅡ-1、Ⅱ-2、Ⅲと出題が3問あります。どの問題から書くかは好みがありますので、自分が一番しっくり来る順番で進めていただければ大丈夫です。
ここでは、Ⅱ-2→Ⅱ-1→Ⅲで書いた場合、私のオススメ時間配分を紹介します。
| 13:00~13:10 | Ⅱ-2の骨子を考えメモする (時間がないので細かく書きすぎない) |
| 13:10~13:35 | Ⅱ-2の1枚目を書き上げる |
| 13:35~14:00 | Ⅱ-2の2枚目を書き上げる |
| 14:00~14:05 | Ⅱ-1の骨子を考えメモする (ここも時間がないので細かく書きすぎない) |
| 14:05~14:30 | Ⅱ-1を書き上げる |
| 14:30~14:55 | Ⅲ問題を2回読んでから、骨子を考えメモする |
| 14:55~15:20 | Ⅲの1枚目を書き上げる |
| 15:20~15:55 | Ⅲの2枚目を書き上げる |
| 15:55~16:20 | Ⅲの3枚目を書き上げる |
| 16:20~16:30 | 問題番号や受験番号の書き忘れがないか 全ての問題で最終チェック |
「必須・Ⅲのメモ書く時間長すぎない?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、必須・Ⅲは途中で論旨がずれてしまうと、消しゴムで消して書き直す時間はありません。
「骨子メモの出来で論文が決まる」と言っても過言ではないので、骨子メモ問題と照らし合わせ、論旨が通っているかしっかり確認しましょう。
書くスピードを上げる方法

論文試験は、字の綺麗さよりも、時間内に書き上げるスピードが重要です。書くスピードが上がれば、それだけ時間に余裕を持つことができます。
ここでは、私が書くスピードを上げるために実践した3つの方法を紹介します。
とにかく書く
時間があれば書いて、書くことに「慣れる」しかありません。まずは1枚書いてみて、自分が何分で書き上げれるかを測ってみましょう。25分を切るまで書く練習を続けてください。
「25分を切ったらもう大丈夫」と書くのをやめてはいけません。書くのをやめたら、だんだん書く力が衰えていきます。トレーニングと一緒です。たまにで良いので、書くことを続け、1枚25分以下で書く力を継続してください。
正しいペンの持ち方で書く
ペンの持ち方に癖がついている人は、余計に力がかかってしまい、指が疲れやすくなってしまいます。特に筆圧が強い人は要注意です。指が疲れてくると、段々気力が落ちてきてしまい、集中力が下がってきてしまいます。
正しい持ち方で書けることで、書いても疲れが溜まりにくく、最後まで気力を維持しながら書き上げることができるようになります。
疲れにくいペンの持ち方の例として、私はオススメするのは以下の記事です。写真で説明されており、とても分かりやすかったです。
疲れない・ペンだこができない|正しいシャーペンの持ち方が簡単に身に付く5つのコツ!

私もペンの持ち方を矯正したときに、参考にさせていただきました。
指に負担の少ないシャーペンを使用する
いくら疲れにくい持ち方を習得しても、そもそも疲れやすいシャーペンを使用していたら、意味がありません。100均のシャーペンはグリップ部分が固いのでオススメしません。
年に1回の大事な試験です。お金をケチらず、道具にもこだわりましょう。

私は5本位試してみて、今はDr.Grip ACEを愛用しています。
合うシャーペンは人それぞれ違うので、自分に合ったものを探してみましょう。
試験の途中でやってみてほしいこと
試験が順調に進んでいたら、是非やってみてほしいことがあります。それは、「トイレに行って手洗いと顔を洗う」ということです。
特に午後も15時を過ぎてくると、手もかなり疲労が溜まっています。さらに、脳もフル稼働させているので、知らぬうちに集中力も低下しています。順調に進んでいる場合は、手を挙げトイレに行き、手洗いと顔を洗ってリフレッシュしましょう。
私がオススメするトイレタイムは、「14:30」です。Ⅱ問題を書き上げ、Ⅲ問題に入る間です。Ⅲ問題は再び深い思考をしてメモする作業があります。ここで一度リフレッシュしておくと集中力が回復し、思考が順調に進むようになります。
時間配分をマスターして論文を書き切ろう
時間配分を意識して論文練習を続けていれば、自分のスピードと論文量が把握でき、自然と時間感覚が身に付いてきます。そうすれば、本番でも慌てず、落ち着いて書けるようになります。
時間配分をマスターするために、今回の記事を参考に以下の事項を考えてみましょう。
- 試験本番の時間配分を決める
- 原稿用紙1枚20~25分になるまで書くトレーニングをする
- ペンの持ち方を確認する
- 指に負担の少ないシャーペンを選ぶ
時間配分を考えるうえで、特に意識してほしいことは、大変な試験の中でも「問題を2回、3回としっかり読み、骨子をメモする時間」を確保することです。
是非1日時間を取って、本番シミュレーションをしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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